MacユーザーのためのMicrosoft Office入門

MacでOfficeを使っている人のためのTipsを書きます。

[Excel]選択範囲の相対参照・絶対参照・複合参照の切り替え

Excelの選択範囲を相対参照と絶対参照と複合参照とを切り替えるときって、Windowsだと[F4]キーを押すだけで済むのですが、Macだと2つのキーを使うので面倒くさいんです。

いつも忘れちゃうので最初の記事としては、この件について書きたいと思います。

相対参照と絶対参照と複合参照の違い

例えば、以下のような3×3の数字の表があったときに、一番右の列の[合計欄]にSUM関数で合計を入れるとします。

この時、相対参照と絶対参照でなにが違うかについて説明します。

f:id:P3fQ62g6:20150726112003p:plain

相対参照

上の図のように、SUM関数で行1の列A〜列Cを普通に選択すると、選択範囲は[B4:D4]となっています。これが相対参照です。

この計算式を、行2と行3にそれぞれコピーすると、以下の図のようにExcelは選択範囲を自動的に変更してくれます。

f:id:P3fQ62g6:20150726112333p:plain

絶対参照

選択範囲を絶対参照で入力して、計算式をコピーすると、以下の図のようになります。

f:id:P3fQ62g6:20150726112548p:plain

そうなんです、計算式をコピーしても、選択範囲は行1の列A〜列Cの指定が固定されたままなのです。相対参照との違いとして、選択範囲が[$B$4:$D:$4]となっていて列と行にそれぞれ「$」がついているのが分かると思います。

複合参照

複合参照とは、相対参照と絶対参照の合わせ技で、行だけ固定とか列だけ固定とかいうもので、慣れてくると使うようになります。

切り替え方法

冒頭で説明したとおり、Windows版のExcelでは選択範囲を指定した後に[F4]を押すだけなのですが、Mac版では、これが[command + T]となっています。

これってすぐに忘れちゃうんですよね。

 

 

 

 

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